少人数制クラスなので職員と子ども達ひとりひとりとの関わりが必然的に多くなります。自由遊びの時間ではクラスや学年の隔たりなく文字通り「自由に」遊ぶため、お互いを思いやり、遊び方やルール、工夫、アイデアなどを共有する協調性も育まれています。 また、全職員が全学年の子ども達のことをよく知っていて積極的に関わりを持ったり、通園時に友だちのお父さんやお母さんと会話するケースがあったりと、大人とのコミュニケーションも自然に生まれています。
人間関係における基本中の基本として、挨拶と礼儀を大切にしています。出会った瞬間に自分からしっかりと挨拶ができることはとても素晴らしい習慣です。毎日顔を合わせる友だちや職員との挨拶はもちろんのこと、保護者をはじめ友だちの家族ともしっかり挨拶ができる子は、自宅に帰って自身の家族や近隣の方々とも挨拶ができる習慣が身についています。 また、「ありがとう」「ごめんなさい」が素直に言えることも礼儀の基本として習慣化されています。
友だちと関わり合うことによって相手を応援する気持や行動がおこり、励まし合いや協調性が育まれていきます。さらに「もうちょっとだけ」と粘り強く頑張る習慣が身につきます。また、自分自身が以前優しくしてもらった体験が生きて、自然に年下の子の面倒を見るようになっています。 お兄さん・お姉さんに憧れて一段上のステージを目指す向上心も比較的早い時期から芽生え、日に日に大きくなっていきます。
卒業後もたくさんの卒業生が遊びに来たり、バスに手を振ってくれたりしています。 また、卒業生の保護者がお知り合いに成子幼稚園を推薦、宣伝してくださるため、そこから未就園児対象行事(子育て支援「さくらんぼ」など)に参加される方も多くいらっしゃいます。
日々の報告をはじめ、定期的・即時的に行う面談やおしゃべりタイムなど、保護者の皆様との繋がりも大切にしています。こうして保護者と強く結びつきを持つことで二人三脚の保育が実現しています。 また、職員間の関係性が潤滑で風通し良くコミュニケーションも活発なため、常に最新の情報が共有され、フォローし合う良好な環境が築かれています。